4時間足デイトレード
私は、4時間足を基本としたデイトレードでやっていきます。
4時間足チャートにEMA(指数平滑移動平均線)とSMA(単純移動平均線)を表示させて相場のトレンドの方向を把握し、トレードチャンスをうかがいます。相場の大きいトレンドをつかむために、週足や日足で分析します。エントリーは4時間足で行いますが、チャートを見れる時は1時間足や15分足を使ってより細かくタイミングを計ります。
- 基本チャート:4時間足
- 通貨ペア:20通貨(USDJPY、GBPUSD、GBPJPY、EURUSD、EURJPY、EURGBP、AUDUSD、AUDJPY、NZDUSD、NZDJPY、GBPAUD、GBPNZD、EURAUD、EURNZD、USDCAD、CADJPY、GBPCAD、EURCAD、XAUUSD、XAGUSD)
- 保有時間:数時間~数日
- 狙う利幅:40~100pips
- 損切り幅:~50pips(前回利益の30%以内)
会社に出勤している時は常にチャートは見られないので、4時間足くらいの値動きが丁度合うのです。
また、20通貨あれば、4時間足でもどこかにチャンスがあります。EURGBPは通貨の強弱を見るためだけに監視しています。利幅は最大100pips程度を狙ったりしますが、無理に利益を伸ばそうとして戻されるくらいなら、40~50pipsでも利確します。
チャートの設定
EMA(指数平滑移動平均線)を太めの実線で、SMA(単純移動平均線)を点線で表示させています。
4時間足チャートの移動平均線の設定
- 20EMA、20SMA
- 120EMA、120SMA・・・日足の20EMA・SMAを表示させるため
- 600EMA、600SMA・・・週足の20EMA・SMAを表示させるため
1時間足チャートの移動平均線の設定
- 20EMA、20SMA
- 80EMA、80SMA・・・4時間足の20EMA・SMAを表示させるため
- 480EMA、480SMA・・・日足の20EMA・SMAを表示させるため
15分足チャートの移動平均線の設定
- 20EMA、20SMA
- 80EMA、80SMA・・・1時間足の20EMA・SMAを表示させるため
- 320EMA、320SMA・・・4時間足の20EMA・SMAを表示させるため
週足チャートの移動平均線の設定
- 20EMA、20SMA
- 100EMA、100SMA・・・月足の20EMA・SMAを表示させるため
日足チャートの移動平均線の設定
- 20EMA、20SMA
- 100EMA、100SMA・・・週足の20EMA・SMAを表示させるため
- 500EMA、500SMA・・・月足の20EMA・SMAを表示させるため
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トレンドを把握してトレードシナリオを持つ
週足で長期のトレンドを確認、ダウ理論と移動平均線の傾きと並びで判断します。それと意識されている価格に水平線を引きます。レジサポラインですね。次に日足で週足のトレンドのどの位置にいるのかを確認、同じように意識されている価格に水平線を引きます(下の例はEURJPYのチャート)。
トレンドの強さは週足>日足>4時間足なので、上位足の流れには逆らわないシナリオを立てて待ち構える。流れに逆らわなければ大きな負けをしないで済む確率が上がる。
下のチャートの例:日足の下降トレンドがある程度進んでいるので、「ショートは仕掛けずに反転を待って押し目買いする」、日足で下降トレンドが始まったところであれば、「週足の上昇トレンドが押し目つける可能性のある所までショートする」、という感じでシナリオを立てます。シナリオどおりにチャートが動かない通貨ペアはトレードの対象から外します。
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トレードのルール
トレンドフォローのエントリー条件
- 4時間足の20EMAと120EMAが同じ方向を向き、順番通り並んでいる(上昇トレンドなら2本とも上向きで20EMAが上側にあり、120EMAが下側。下降トレンドならその逆)。
- ローソク足が4時間足のネックライン、意識されているレジサポラインまで戻るのを待ってエントリー。15分足でベストなエントリータイミングを計る。
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トレンドフォローのイグジット条件
- 意識されているレジサポライン、上位足のMAまで到達したらイグジットします。
- N波動の平行な2つの波の長さが等しくなる特性を使ってイグジットします。
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逆張りのエントリー条件
基本的に逆張りは狙いません。トレンド転換の初動を狙った時に一時的に逆張りになるだけで、すぐにトレンドフォローになります。トレンド転換しなければ、結果として逆張りになります。
- ローソク足が4時間足のネックラインまで戻ってサポート(レジスト)された。
- 4時間足の20EMAと20SMAがゴールデンクロス(デッドクロス)している。
- 1時間足にして20EMAと80EMAがゴールデンクロス(デッドクロス)している。
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逆張りのイグジット条件
- 前回高値まで到達したら確実に利益を取るためにイグジットします。トレンド転換の初動をとらえた時は、そのまま利益を伸ばしたくなりますが、再度エントリーして分割で利益を取ります。
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移動平均線はローソク足が決定してから計算されるので、今見ている移動平均線が今後の価格変動によっては、違う形に上書きされてしまうリスクがあることを意識します。特に天井や底値付近からのトレンド転換を狙う時には注意します。
損切りのルール
- 損切位置の設定はOCO注文でエントリーと同時に設定します。
- 前回高値(安値)、意識されている価格やネックラインのすぐ外側に損切り位置を置きます。
- 前回利益の30%を超えない範囲で設定します。超える場合はエントリーをしません。
ボラティリティが高い通貨の場合は、より短時間の保有にして1時間足や15分足に応用してトレードしていくときもあります。
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